カテゴリ:どう使ったらいいの?( 2 )

Ⅴ 操作

1.基本
 インストールしたフォルダ内にあるLAnalysis.exeアイコンをダブルクリックして起動します。
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 終了は,メニューバーのファイル→終了をクリックするか,画面右上xをクリックします。
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 このメニューバーのファイル内のアイテム下には,インストール時にセットされたサンプルの一覧が表示されています。以降,分析データの読み込みや保存でも追加されます。ファイルを探す手間が省けます。
 今回は,40分×3ライン.Lnlをクリックしてください。すると,現在編集中のデータが消える警告メッセージと試用中の場合には5分制限の警告メッセージが出力された後,下図のような画面が現れます。
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 以下の手順に従って,操作してください。
1→(2→2または3)の繰り返し→4が基本操作です。

1 分析開始ボタンを押す
2 行動一覧パネルから行動をクリックする
 数秒間(例では22秒),何も操作しないでください。すると,で囲われたように,タイムトラッカーが移動(例では22秒)し,現在の行動欄にボタンが3隅に現れ(計4つ),タイムライン上に行動枠(例では板書する)が伸び続けていきます。
 行動が変わった場合には,行動一覧パネル上の行動欄をクリックすると,タイムライン上で伸び続けていた行動枠の伸びが止まり,新たに選択した行動枠が伸びはじめます。
3 現在の行動欄の操作をする
 分割ボタンをクリックして,数秒お待ちください。タイムライン上の行動枠が分割されました。次に終了ボタンを押してください。タイムライン上に行動枠(例では板書する)の伸びが止まりました。
4 分析停止ボタンを押す

 後の操作は,他の薄いをクリックしたり,入力したりしてお試しください。これらの入力欄とExcel表示との関係は,2.機能をご覧ください。
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by lanalysis | 2010-03-09 10:30 | どう使ったらいいの?

Ⅴ 操作

2.はじめての授業記録&授業分析
■目標
 本ソフトウエアを使った授業記録や授業分析の操作をひとりでできるようになりましょう。
■準備するもの
①自らの授業を5分ほど記録したビデオ媒体(アナログ・デジタルを問わず)または録音媒体(アナログ・デジタルを問わず),アナログ媒体の場合にはビデオデッキやプレーヤーなどの再生装置
②指定テキスト:神奈川県立総合教育センター研究成果物等刊行物である高等学校版 授業改善のための授業分析ガイドブックリンクからPDFで入手してください)
■前提条件
①「Ⅴ 操作-1.基本」にある操作ができること
②指定テキストを一読していること
■記録する内容
①行動場面をタイムライン上に行動枠として描く
 指定テキストp.27「(1)教師と生徒の行動分析」に準じた行動場面を,3つのタイムライン上に行動枠として描きます。3つとは,教師の活動(~しながら)・教師の活動(~する)・学習者の活動です。
 教師の活動(~しながら)のタイムラインは,板書場面・机間巡視の2つから選択します。
 教師の活動(~する)のタイムラインは,説明場面・指示場面・確認場面・発問場面・支援場面の5つから選択します。ただし,この5つに含まれない場面があれば,新たに場面を追加します。
 学習者の活動は,思考場面・発表場面・発問応答場面・自主的質問場面の4つから選択します。ただし,この5つに含まれない場面があれば,新たに場面を追加します。
②各行動場面が変わる都度,必要に応じて行動コメントの入力
 指定テキストp.24「3 分析を促進する速記録と逐語記録」に準じて,一語一句の正確な入力ではなく記憶を補う単語程度(例えば「それでは」)でよいでしょう。また,すべての行動枠に行動コメントを入力する必要はありません。あくまでも振り返りやすくするためです。
■本ソフトウエアを使った準備作業
 3つのタイムラインの設定と各タイムラインの選択可能行動場面を登録します。

手順1.本ソフトの終了と起動
 それでは,一旦本ソフトを終了してください。保存警告が出ますが,保存しなくて結構です。そして,再度,起動してください。すると,試用制限警告の後に,下図のような画面が表示されます。
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手順2.3つのタイムラインの設定
 まず,上図のライン数を3にしてください。すると,下図のような画面が表示されます。
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 次に,上図の名称欄に,上から順に「教師の活動(~しながら)」「教師の活動(~する)」「学習者の活動」と入力してください。この説明文の必要部分を範囲コピーして入力欄に貼り付けても構いません。すると,下図のようなになります。
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手順3.各タイムラインの選択可能行動場面を登録
 上図の3つの「メモ帳」ボタンを押します。すると,下図のような画面が表示されます。
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 次に,上図のメモ欄に,上から順に「板書場面・机間巡視」「説明場面・指示場面・確認場面・発問場面・支援場面」「思考場面・発表場面・発問応答場面・自主的質問場面」と入力し,それぞれの場面の後で改行してください。この説明文の必要部分を範囲コピーして入力欄に貼り付けて「・」を削除し改行を追加しても構いません。
 また,行動一覧パネルはウィンドウを好みの位置に移動したり,サイズを変更できます。後で,場面を追加かる操作をしますので,)下図のように「教師の活動(~する)」「学習者の活動する」の高さを調整してください。
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 最後に,上図の3つの「リスト」ボタンを押します。これで本ソフトウエアを使った準備作業は完了です。
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■ビデオ等の再生準備作業
・アナログ媒体の場合
 再生装置で頭出しして,いつでも再生を開始できる状態にしておきます。

・デジタル媒体の場合
 下図の画面の一部を参考に,のWindowsMediaPlayerボタンをクリックして,デジタル媒体からファイルを読み込んでください。自動再生した場合には,■分析停止ボタンを押し,タイムトラッカーを「0'0」の位置にドラグ&ドロップ操作で戻しておきます。自動再生しない場合には,▲(横向き)分析開始ボタンを押し,再生を確認したら,■分析停止ボタンを押し,タイムトラッカーを「0'0」の位置にドラグ&ドロップ操作で戻しておきます。 
 もし,再生されない場合には,アナログ媒体と同様に,再生装置を用意して,いつでも再生を開始できる状態にしておきます。対策は,Ⅶ 映像利用方法に記載してありますが,今回の目標には影響ありません。
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■授業記録&授業分析の開始
 再生装置を使用する場合には,再生装置の再生をスタートします。
 以降は,Ⅴ 操作 1.基本で学習した1→(2→2または3)の繰り返し→4操作になります。ただし,今回は4の■分析停止ボタンは一度も押さないでください。試用中は5分経過すると自動的に停止します。また,指定時間あるいはデジタル映像が終了すれば自動的に停止します。細かな部分は後でも修正できます。また,完全な授業記録を残すのが目的ではありません。あくまでも授業分析をして「これからの授業」の授業改善が目的なのですから。
 その際,の行動コメント欄に必要に応じて単語程度(時間がなければひらがなでも記号でも)を入力します。伸び続けている行動枠が複数ある場合には,行動コメント入力欄の色や行動コメント上の行動名で確認し,異なる場合には入力したい「現在の行動名」の「コメント」ボタンを押して切り替えします。
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・行動一覧パネルに該当する行動がない場合
 例えば,ノートを取るように指示したとしましょう。この学習者の行動は,予め準備した4つの学習者の行動に該当しません。そこで,新たに「記録場面」を追加します。
 下図の画面の○1の行動一覧パネル入力欄に「記録場面」と入力し,下図の画面の○2の「追加」ボタンを押します。
 すると,学習者の行動の行動一覧パネルの先頭行に自動追加され,かつ,タイムライン上に「記録場面」の行動枠が作られ伸び始めます。
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■授業記録&授業分析内容の見直し
・行動コメントの修正
 映像再生中で,単語やひらがな・記号程度の入力しかできなかった行動コメントを修正します。タイムライン上の行動枠の上にマウスを乗せると下図の画面の_のヒントが表示されます。これを手掛かりにして修正したい行動枠を探します。タイムトラッカーを操作してタイムラインを移動しながら見つけてください。
 修正したい行動枠が見つかったら,下図の画面の○1のように修正したい行動枠をクリックします。すると,下図の画面の○2の行動コメント欄にその行動枠の行動コメント内容が表示されます。修正すれば,自動的に修正されます。
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・行動枠の幅調整や移動
 3つのタイムラインの関係から位置を変えたい場合には,上図の画面の○1のように幅調整や移動したい行動枠をクリックします。幅調整は,左右の枠の境界付近でマウスアイコンが←→に変わりますので,ドラグ&ドロップ操作で調整してください。また,行動枠内でドラグ&ドロップ操作すれば移動できます。

・行動枠の行動名の変更や削除
 行動枠の行動名の変更は,下図の画面の○1のように変更したい行動名を行動一覧パネル上でクリックして,下図の画面の○2の入力欄に表示された行動名を範囲コピーしておきます。そして,下図の画面の○3のように変更したい行動枠をクリックしてから,再度右クリックしてポップアップメニューを表示して,下図の画面の○4のように「行動名を変更する」をクリックします。すると,行動名の変更ボックスが現れますので,下図の画面の○5のように貼り付けて,下図の画面の○6の「OK」ボタンを押すと変更ができます。
 どうように,ポップアップメニューから,下図の画面の○4の下にある「削除する」を選ぶと削除できます。
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■授業分析データのExcel表示
 上図の画面のの「Excelアイコン」ボタンを押すと,下図のように授業分析データならびに集計されたExcelシートが立ち上がってきます。集計結果は授業改善に役立つ情報になることでしょう。また,Excelで保存した情報を自他の授業者の他の保存データと貼り合わせたり,印刷して手書きしながら考えなど授業改善に繋がることでしょう。
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 目標とした「本ソフトウエアを使った授業記録や授業分析の操作をひとりでできるようになりましょう」は達成でき,かつ,本ソフトウエアを使った授業記録や授業分析から,授業改善に繋げる道筋も見えてきたと思います。

 授業分析の角度は,指定テキストpp.26-51に記されているだけでも量的分析4種類・質的分析12種類の計16種類もあります。全てを一度に分析するのではなく,分析した結果を明日の授業に反映させながら,角度を増やしていってください。もう既に,タイムラインを追加して新たに角度から分析することもできるようになっていることでしょう。おひとりでできることはおひとりで,その姿勢が,お仲間や研究授業などを通じて助けてくださる人の輪が作られることでしょう。学務など様々な仕事があると思いますが,学習者と向き合うあなたしかない時間である授業を大切にし,昨日の自分より一歩でも今日の自分の授業が,そして,明日以降の授業はもっと改善できるように,学習者の立場から授業を見つめていってください。そして,お困りの授業者がおられたら助けることができる授業者になっていってください。
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by lanalysis | 2010-03-09 10:10 | どう使ったらいいの?